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親になったから、見えるものがある。

香害

スメハラにサヨナラ ――無香料洗濯洗剤&柔軟剤おためしレポート

“毎日毎日僕らは洗濯のぉ~~~量が多くてイヤになっちゃうよぉ~~”

全国1億2千万人のご家庭内洗たく担当の皆さま、お疲れさまです。心は錦、洗濯機はドラム式、ライターの西澤です。どうして小学生の靴下はこんなに汚くなるのか、シャツに謎のシミをつけてくるのか、疑問と苦悶の中、今日も洗濯機のスイッチを入れております。


我が家は男児が二人。汗、ホコリ、泥……「ヨゴしてくるのは元気な証拠☆」などと笑っては済まされない程度のヨゴレと臭いが付着した彼らの洗濯物。せめて……との思いから、フローラルでフルーティーでアロマな香りの洗剤を選んで使用しておりました。

……が、しかし。ある時小学生になった長男から苦情がきました。「ぼく、洗濯物の匂い、あんま好きじゃない」と。長男いわく、園児から小学生男児あたりにバージョンアップすると、洗剤のあの“いい匂い”が“いい匂い”には感じられなくなるというのです。友だち同士でもよくそういう話題が出るらしい。え、マジ~~!?

そういえば、最近よく聞く「香害」「スメハラ(=スメルハラスメント)」。
強すぎる“いい匂い”が、人によっては非常に不快になるというものです。たしかに、子どもは匂いに敏感。かつて保育園に通っていた頃、間違って友だちの靴下やシャツが自分の荷物に紛れていると、そのデザインや名前ではなく、「(クンクン)あ、これ〇〇くんのだ」と匂いをかいで判断していましたし(※これはうちだけかもしれません)。

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保育園ママ生活も10年以上となり、わりあいシッカリ者の三姉妹の末っ子が、しかも年長ともなれば、母が記名をうっかりサボタージュするのも致し方ない……わけもないが、実際のところ、よく忘れている!(いばるな!)

それでも「お着替え」の類が紛失しないのは、ひとえにこの娘がちゃんとしているからなんだろうな……と親馬鹿混じりに感心していた先日、保育士をしている友人とお茶した際、フンと一笑に付されたのである。

友人「嗅いでるから、それ」
筆者「へ?」
友人「屁じゃなくて、その名前書いてないシャツだの靴下だののね、私らが」
筆者「嗅ぐの?」
友人「嗅ぐよ。嗅げばたいてい誰のか、分かる。そこんちの洗濯物の独特なニオイってあるからね、何年もお世話してれば、なおさら精度は上がる」
筆者「何のニオイなの? カビ的な何か?」
友人「ちがうちがう、洗剤のニオイよ。洗剤っていうか、柔軟剤? それとその子の体臭が入り混じったような。とにかく、ひとりひとり違うものなんだよ。それくらい、洗濯物のニオイって、強烈なの!」

つまり我が子のノーネームなパンツの類が行方不明にならない理由とは、うちの子がシッカリしてるってわけではなく、先生方の「臭って判断」が奏功していたというだけのことなのらしい。トホホ!

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