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親になったから、見えるものがある。

NHK

育児に悩んだら「ダーウィンが来た!」を見よ

私の子育てのバイブル。それはNHK総合・日曜夜7:30から放送される『ダーウィンが来た!生き物新伝説』という番組である。

この番組は、子どもに向けて生き物の生態をユーモラスに紹介する番組なのだが、大人が見ても面白い。私は子どもが産まれる前から毎週録画して、気に入ったものはずっと残して何度も見ている。それくらいこの番組の大ファンだ。


「ダーウィンが来た!」の魅力……。それは、動物たちのヘンな動きやスゴ技をフォーカスして、面白いキャッチフレーズやBGMとともに紹介し、視聴者をププっと笑わせながら、なぜそんな行動をするのか、その動物の生存戦略とは何ぞやということををしっかり解説するというところだろう。

構成はだいたい似通っていて、その動物がどんなところに住んでいて、どんな狩りをして、どのような繁殖行動をするのか、といったことである。珍しい動物を紹介するときもあれば、野生動物が都会の思わぬところでたくましく生活している様子を紹介することもある。そしてときには、生き物の生態を解明するための研究や生態系保全のための活動を紹介するときもある。

そんな「ダーウィンが来た!」なのだが、子どもを産んで「あ、これってすごく子育て、いや人生の本質が描かれているぞ!」ということに気づいた。だから、私にとってはどんな育児書よりもこの番組が育児のバイブルになっているのである。

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【プレビュー】NHKスペシャル『あの日、僕らは戦場で ~少年兵の告白~』が教えてくれること

戦後70年の8月。テレビや新聞でいくつもの特集が組まれている。自分自身は直接経験していない戦争を、どう受け止めるのか、繰り返し考える夏がきた。

明日、8月11日に放送されるNHKスペシャルのアニメドキュメント『あの日、僕らは戦場で ~少年兵の告白~』では、まだあまり知られていない、沖縄戦で結成された「少年兵によるゲリラ部隊」について伝えている。


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『ワラッチャオ!』に見え隠れする『ウゴウゴルーガ』の影

NHK BSプレミアムで10月からスタートした4~6歳向け子ども番組『ワラッチャオ!』(毎週日曜午後5:30~6:00)をご存じだろうか。

3月に#1と#2が放送され、レギュラー番組が始まったのかと思いきや、それ以降の放送予定はなし。「早くも打ち切りなのか?」「やりすぎたからか?」などの声もあったが、秋から本放送とのアナウンスが出て、パイロット版であったことが判明。そして数ヵ月経って思い出したかのように#3が放送された。

ちなみに前クールの同枠は、「おしりかじり虫」をメインキャラに据えた子ども向けバラエティ番組『おしりキッズ』で、4月ごろから『ワラッチャオ!』のコーナーが登場。『おしりキッズ』内では時間を短縮し、着ぐるみたちが暮らす「テコリンハウス」内の出来事(コント)を中心に放映していた。


3月にあった『おとうさんといっしょ』の先行放送を見ようとして、たまたま続きで見たのが初見であった。

まず、テーマ曲の作詞・作曲が、ももクロにも楽曲を提供する音楽プロデューサーのヒャダイン。そこまではいいとして、歌詞がギリギリ。(どちらかというとアウト)
お姉さん役の女性アナの進行がぐだぐだ。(なぜか広島放送局の桑子真帆アナウンサー)
個性あふれるキャラクターと妙な設定の細かさ。(目に傷のあるリスや顔の半分色が違うネコ、蛇口のついたリンゴ、メタボ気味なスマートフォンなどなど)
シュールなアニメにYO-KING作曲の歌、子どもにムチャ振りをする大喜利。
エンディングでは、食堂で着ぐるみとお姉さんが反省会。「広島まで歩いて帰ればぁ?」とネコ(CV:山崎バニラ)に言われる始末……。

何だろう、ざわざわする。
この後味、何かに似ている。

……そうだ!『ウゴウゴルーガ』だ。


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