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親になったから、見えるものがある。

PTA

小学校がやってくる! 悩める年長親のつれづれ

「私、仕事やめようかと思うんだよねー。“小1の壁”が越えられる気がしないわ、マジで!」

ランドセルの話をしていた時期だから、6月ごろだっただろうか。年長児を持つ友人が仕事を辞めると言い出した。

「どうするの、仕事続けるの?」ときかれたのだが、こちらは金銭的に辞める選択肢もなく……。

筆者の居住区では、学校選択制がとられている。都内だけを見ても半分以上の区がなんらかの学校選択制を実施しているそうだ。

6月ごろ、第1回の学校説明会が行われた。ちょうどランドセル商戦がスタートする時期なのは、一部の義務教育学校(公立の小中一貫校)ではランドセルの色に指定があるため、ちょうどいいタイミングなのだろう。

そして2度目の学校説明会が、9月から10月に行われる。選択制ではない地域でも、11月には就学時健診があり、翌年2月には新入生保護者会がある。


ボーっとしているうちに、どんどん小学校に攻め込まれてくるようなスピード感である。それでいて卒園の準備もある。年長親の下半期は、実に忙しい。

そして、区から郵送されてきたスケジュールを確認すると、ほとんどのイベントが平日昼間に発生していた。私は夫に問う。

「ねえ、これ、全部私が参加するのかな? 全部平日だけど?」

……秋の説明会は夫が行くことになった。

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なぜ母親なら“くだらない集まり”に出られるのか

PTAって現状、お母さんばかりでやっているところが多いですよね。
会長など一部の役員だけが父親で、あとの9割の活動は母親が担っている。そういう昔ながらの性別役割分担が、まだまだ残っている世界です。

「男女共同参画」「女性が輝くなんとか」など盛んに言われていますが、実際は相変わらず、「子育てに関することはお母さんがやるのが当然」とされているのです。

おっかしいですよねー!

ここまでは、ほとんどの方が賛同してくれるのですが。今日の本題は、この先です。

「じゃ、お父さんをどんどん参加させましょう!」と言うと、なぜか「それは無理」と答えるお母さんが多いのです。

これは一体、なんなのでしょうか? なんで無理??


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PTAライフハック ~PTAの仕事を快適にするいくつかの提言~

「来年度の役員決めどうする?」12月なのに、もうそんな声を聞いた。だいたいこの手の話は「いかに逃げるか」というマイナスの話題に発展しがちだ。PTAの役員は「なんだか面倒で大変そう」というイメージが根強い。

息子が幼稚園に通って3年、役員ではないけれど、結局毎年何かしら係をやってきた。各学年1クラス、園児の少ない園なので親の数も少ない。その割にPTAの仕事量は多いから皆で分担することになる。


実際やってみると、それほど「嫌」なものでもない。

ただ、確かにPTA独特の陥りやすいパターンがあるのもよくわかった。あの根強いマイナスイメージの源泉はその辺にありそうだ。ちょっとの工夫と意識次第で、PTA仕事は少し快適になるはずだ。

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「PTAの呪縛」親はなぜ役員をイヤがるのか

入学や進級で心弾む4月。しかし春の陽気に浮かれてはいられまい。子を学校に通わせている親であれば必ずある、年度始めの「保護者会=PTA役員、委員決め」が終わるまでは……。

もちろん、保育園時代にも父母会の役員決めはあった。だが保育園では親はみな労働者という同一の条件のもと、会議その他行事は土日開催が基本。何かあってもお互いさまという空気が漂っていた。

一方の小学校。長女が通うのは公立なので、「学区が同じ、地域の人」ということだけが共通項だ。昨年度は意外なほどすんなり決まり、胸をなでおろしたのだが、果たして今年度は……。
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学研の編集者を経てネット業界に。育児、教育分野を中心にネットメディアで10数年にわたり活動中。思春期の娘の父。

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